2017/10/11

ニッセイも信託報酬を引き下げ。野村・大和・三菱UFJを追随?

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ニッセイアセットマネジメントが、インデックスファンド(株式指数等に連動するよう運用される投資信託)の信託報酬引き下げを発表しました。



1.信託報酬の引き下げ対象は?適用日はいつ?

信託報酬が引き下げられるのは、<購入・換金手数料なし>シリーズの投資信託です。
引き下げの適用日と、引き下げ前後の信託報酬(税抜き)は以下の通りです。

野村・大和・三菱UFJを追随するため、急遽決定したのでしょうか?
通常、同じシリーズの商品は一斉に値下げしますが、商品ごとに値下げの適用日が異なりますね。

2017年11月21日(火)
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.2% → 0.189%
ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.145% → 0.139%
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型) 0.34% → 0.219%

2018年2月16日(金)
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.18% → 0.169%

2018年2月21日(水)
ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.18% → 0.159%

(出所:https://www.nam.co.jp/news/fpdf/171006_press101.pdf)


2.他の低コスト投資信託との比較

信託報酬(消費税8%込み)を比較しました。(2017年10月11日調べ)

値下げにより、日本株式・先進国株式・日本債券については、ニッセイが信託報酬が最低水準となります。野村・大和・三菱UFJはニッセイに対抗して更に値下げをするのか、注目していきたいですね。

(1)日本株式
・ニッセイ TOPIXインデックス 0.17172% ※2018年2月21日以降
・三井住友 日本株インデックス 0.1728%
・ニッセイ 日経平均インデックス 0.18252% ※2018年2月16日以降
・三菱UFJ eMaxis slim 国内株式 0.1836%
・大和 iFree TOPIX 0.1836%
・大和 iFree 日経225 0.1836%
・たわらTOPIX 0.1836% ※2017年12月30日以降
・たわら日経225 0.1836% ※2017年12月30日以降
・野村つみたて日本株 0.1836%

(2)先進国株式
・ニッセイ外国株式インデックス 0.20412% ※2017年11月21日以降
・三菱UFJ eMaxis Slim 先進国株式 0.2052%
・大和iFree外国株式 0.2052%
・たわら先進国株式 0.2160% ※2017年12月30日以降

(3)日本債券
・ニッセイ国内債券インデックス 0.15012% ※2017年11月21日以降
・三菱UFJ eMaxis Slim 国内債券 0.1512%
・たわら国内債券 0.1512% ※2017年12月30日以降